映画「娼年」を見てきました!

娼年
画像は映画.com さんより引用しました。

娼年


日本のヒューマン映画(R18)
2018年公開
監督・脚本:三浦大輔
原   作:石田衣良の同名小説
 キャスト:松坂桃李、小柳友



大学生のリョウこと森中領(松坂桃李)は、バーのアルバイトに精を出していた。ある晩、ホストクラブで働いている中学時代のクラスメートの田島進也が、客の御堂静香を連れてリョウがいるバーを訪れる。
シネマトゥデイ (外部リンク)



るっかさんのレビュー
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味付け海苔4枚!!

※なぜ味付け海苔かは後半で明らかになります。

松坂桃李!!本当に美しかった!!君は素敵だーーーーー!!



さて、先日、5月2日水曜日!!
TOHOシネマズなんば別館シアターに友人と二人で今話題の映画「娼年」を見に行きました。
映画館はなんと満席!!上映の1時間ほど前に券を購入したのですが、前の方しか空いておりませんでした!!
上映時間に映画館に戻ると、「満席」の表示が!!
友人と顔を見合わせてびっくらこきました。
いつもだいたい後ろの方に座るので、こんなにスクリーンが近いことは滅多にございません。
首がしんどかった!!

しかし、この作品は素晴らしかったです。松坂桃李の脱ぎっぷりよ!!
哀愁が漂う演技!!憂いや優しさに満ちた表情。
まず、この写真の美しさに映画館の前で感動いたしました。
海の底のような青。そこに佇む美しい青年。
「きれいやなー。きれいやなー。」と何度も友人に言ってしまいました。

すまんちょ。。。❤
しかし、18禁の映画を一緒に見て、本音で語り合える友人は本当に貴重な存在です
(⋈◍>◡<◍)。✧♡

松坂桃李は今まではそんなに特別好きな俳優という訳ではなかったのですが、この写真を見て彼の魅力を再認識いたしました。
そして、映画を拝見し、彼の成長に感動しました!!
昔はシンケンジャーだったのに、大胆な濡れ場も演じきっておられました!!
ブラボー!!シェケナ!!最高だぜ!!

さて、こちらは石田衣良さんの小説が原作ですね。彼の「池袋ウエストゲートパーク
という作品は言うまでもなく有名です。小説「娼年」は未読なのですが、ぜひ読んでみたいです!!
石田衣良さんは都会の路地裏のごみごみとした世界の小さな宝石のようなものをよく描かれる感じの作家さんです。

本作もそのような感じとなっております。
定安の石田先生です!!鬼才!!

宝石のような松坂桃李演じるりょうくんをぜひご堪能くだされ!!



前置きが長くなりましたが、本作の要はやはり桃李くんの大胆な濡れ場ですね!!
映画館も満席でしたから、みなさんよほど見たかったのでしょう。
70代と思しき女性も見に来ておられました!!

みんなすっきゃな~www


さあ、映画の内容をさっくり切り込みましょう!!

本作ではベッドシーンがとてもたくさんありました。りょくんはたくさんの女性と関係を持つのです。
それが彼の仕事ですからね。そして、R18ですからね。
彼は女性も性行為もつまらないものだ。
と思って生きてきたようです。
そこには彼の幼少期における母親とのトラウマ体験も原因としてあるのでしょう。

彼は仕事を通し、たくさんの女性と出会い、女性がもつそれぞれの価値観、内に秘めたる欲望や葛藤に触れ、彼女たちと真摯に向き合い、応える。
固定概念に囚われることなく、彼は女性たちを観察し、弱点をつかれることが快感となることなどを認識します。そして、次第に女性、延いては人間そのものに関心を持つようになる。
それが自然と自分自身とも向き合うことにもなり、彼は彼なりに何か悟ったように感じました。

彼は娼夫の仕事に強い興味を持ち、使命感のようなものを感じているようにわたくしの目には映りました。

女性客の身の上話、正直な願望を知ることで、「娼夫」という仕事をしなければ出会わなかったような女性たちの心の深い部分を知り、好奇心が強い彼はどんどんのめりこんでいきます。

りょうくんは寡黙ではあるけれど、実直で誠実、それでいて教養深い人物です。
偏差値の高い大学に通っておりますし。
彼は何より普通の男性なのです。
彼は普通であるが故にその世界でどんどん売れっ子になります。
そういった世界に入る人間はぶっ飛んだ性質を持つようなイメージがありますが、彼は至って普通で、むしろ所謂普通の大学生よりも互換性に富んでおり、賢い。

りょうくんをバーでスカウトしたしずかさんも彼のそのような内に秘めたる才能を見出していたのでしょう。

そのような印象をわたくしは受けました。

プラトンの本の話をするりょうくんの表情が個人的にとても印象深かったです。


スーツを着て、女性客と対面する松坂桃李は物憂げで美しかったです。


そして、どの女優さんもおきれいで色っぽかったです。脱ぎっぷりもお見事でした。

私も見習わなくては!!

↑え!一体何を目指すつもりや。。。




夫婦のお客様から、旦那さんの前で奥さんをなるべく乱暴に寝取るよう無茶な依頼を受けるシーンがあるのですが、桃李くんは浴衣にサングラスという何ともおかしな格好で行為に及びます。なかなかのプロ意識でした。
変態の旦那さんを西岡徳馬さんが演じてらしたので、よくこんな役引き受けたな。と感心しました。
何より桃李くんおつかれさまです。

そしてそして、本作では何度も言うように濡れ場がたくさんあるのですが、モザイクというものが全く使われておりませんでした!!
大事な部分が映らないようにカメラワークが工夫されておりました。

この映画をAVのようだと言う方もおられるようですが、モザイクが全く使われていないこと、人間模様が丁寧に描かれている点で、私はAVと本作は全く別物と考えます。

りょうくんのアルバイト先にちょくちょく顔を出すホストの友人役で出演していた小柳友さんもいい味出てました!!(彼の濡れ場はない)昔はウルトラマンゼロだったのに、彼もたくさんのドラマや映画に出演しておられますね!!
戦隊系でキャストを揃えてきているところも見どころかもしれませんね。

18禁の映画では、以前壇蜜さん主演の「私の奴隷になりなさい」をレンタルで見ました。壇蜜さんはとてもきれいでしたが、黒い四角い形のモザイクが使われていましたよ!!
若い俳優さん(ジュノンボーイ)が壇蜜さんとの恋に敗れて、全裸でベッドから飛び降り、しゅたたたた~と走って行く場面があるのですが、そこで大笑いしたことを思い出しました。
股間に味付け海苔を付けているように見えたからです。
やはり、映画にはモザイクは無い方が演出としては適切なのかもしれません。

最後に私が描いたイラストをどうぞ。
味付け海苔
読んでくれてありがとう!!

最近はこのブログの見た目を整える作業が忙しく、初心者ということもあって、要領が悪く、かなり時間がかかってしまいまして、なかなか記事が書けませんでした。
レイアウト等を変更しましたので、見やすく、また、かっこよくなったかなと思います。
今後ともみなさまよろしくお願いいたします。
るっかさんより

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