キツツキと雨/心温まるヒューマン映画

キツツキと雨

キツツキと雨

日本のヒューマンコメディー映画
2012年公開
監督・脚本: 沖田修一
主な出演者:小栗旬、役所広司



ウィキペディア情報↓
第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞、第8回ドバイ国際映画祭では、最優秀脚本賞と最優秀編集賞、さらに主演の役所広司が最優秀男優賞を受賞している。


❤るっかさんの独自レビュー❤ほんわか度
❤❤❤❤❤
ハート5つです❤

見て良かったなーと思う映画の一つとなりました!!好きな映画ランキング5位以内には入るかも!!
めちゃくちゃ心暖まる作品で、じわじわ来ます!!
出演者さんも大変豪華ですし、見終わった後に心が洗われますので、わたくしは強く鑑賞をオススメします!

ちょっとだけネタバレしているかもですが、やんわり書きますのでご容赦下さい。

山村で林業を営むおじさん(役所広司)とゾンビ映画を撮るため村にやってきた新人映画監督(小栗旬)の心の交流と二人の成長を描いたお話。

ひょんなことからおじさんが映画制作を手伝うことになり、最初は自信なさげで使えない感じの小栗旬にイライラ。彼の部下である周りのスタッフは皆彼より年上でベテラン。「やるのやらないの?」と囃し立てられ、疑心暗鬼になっていた。

おじさんはというと数年前に妻に先立たれ、息子と二人暮らし。山村で静かに暮らしておった。ある日息子孝一(高良健吾)が家出。何事もなかったかのように一人洗濯物をたたむおじさんであったが、裏返しの5本指靴下にイライラ。

と、その時玄関で物音が。「こういちか??」とでかい声でおじさん。「はい。」と返事が。

扉を開けたら小栗旬でおじさんは拍子抜け。小栗旬は幸一という名前であった。
↑この設定が秀逸

息子孝一と入れ替わるようにして現れた幸一。おじさんと二人で味付海苔を貪り食うシーンは虫のようにかわいくて圧巻でした!!

幸一と孝一はなんだか鏡のような存在で、おじさんは青年映画監督幸一(小栗旬)を通しておおよそ同年齢の青年である息子孝一(高良健吾)のこともなんとなく理解したよう。

映画撮影の空き時間にお弁当を食べながら、おじさんは「あの木はだいたい50歳くらいじゃ」とか「あの木は30歳くらい」などとその辺りに生え茂る木を指さして幸一に語りかけます。要は木の樹齢に例えるなら自分も幸一も、だいたい同じくらい。ということでしょう。このシーンは個人的にとても印象深かったです。

二人は交流を深めるにつれ、お互い無くてはならない存在になってゆくのですが、その過程がすごく人間的なのです。

役所広司、いい演技してた!!かっこかわいい!!

原作の小説などは無く、沖田監督が企画、脚本を手掛けています!マンガや小説の焼き増しが多い中、すごい鬼才
ビバ!!オリジナル作品!!

横道世之助、もこの沖田監督、これもいい映画!

横道世之介もとても良かったので、またぼちぼち感想アップしたいと思います😜

星野源の主題歌もいい味出してた!!


誰がこのレビュー読むねん
読んでくれた人ありがとう!!!

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