ジャズ大名/昭和のハイパーコメディー

ジャズ大名

昭和キネマ横丁


ジャズ大名


日本のコメディー映画
1986年公開
監督・脚本:岡本喜八
原   作:筒井康隆による同名小説
主な出演者:古谷一行、ミッキーカーチス、タモリ(特別出演)


るっかさんの独自レビューカオス度
👽👽👽👽👽
👽5つです!!


とんでもない映画を観てしまった!!
しかも、30年前の映画。
かなりパンチがきいててリズミカルです!!
まさに昭和を代表する侍スウィングコメディー!!
平成が終わろうとしている今見ても相当独創的でユニークという印象を受けました。
まさにカオス👽👽👽
今見ているからこその面白さ、奇異さなのかもしれません。
岡本喜八監督は「日本の一番長い日」でも有名な監督ですね!!
なかなかすごいギャップです!!
今作では監督はかなりお戯れの模様!!

あらすじを簡単に申しますと、
時代背景はアメリカ南北戦争が終わったちょい後、日本では戊辰戦争中の幕末
黒人4人がジャズバンドを組むのですが、ニューオーリンズに行くのもあれだし、
とりあえず、アフリカに帰って、こっちの音楽を伝えよう!ということになり、
かくかくしかじかで船で旅するのですが……船の中でサックス担当のボブおじさんは死んでしまいます。
嵐にあい、なんやかんやで日本のある藩に漂着!!
藩では「メリケンから来た黒い者どもが見たこともないハイカラな楽器を持っている。」
と大騒ぎ!
古谷一行さん演じる大名は音楽好きで3人に興味深々!
大名をはじめ、堅物の家臣、自称藪医者のおじいちゃん。
ユニークなキャラクターとの絡みが笑えました!
後半は大セッションが始まり、みんなでスウィングしまくります!

日本に到着するまでの間は二十音声になっているのですが、4人の英語の台詞の吹き替え
はなぜか東北弁!!「なんとかだべ」などと、吉幾三のような話し方です。
かわいらしい黒人4人組でした!

最後にほんの一瞬若い頃のタモリさんが出ますのでお見逃しなく!!

細かい設定などは気にせず、純粋に作品を楽しんでいただければと思います!!

ジャズが好きな方はスウィングガールズもオススメです💛

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